小児歯科
お子さんの歯、大丈夫ですか?
乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすいんです。ですから、お子さんの歯を虫歯から守るためには、ご両親の仕上げみがきとこまめな虫歯チェックがとても大事。「うちの子の歯は大丈夫……?」という不安をお持ちでしたら、「虫歯チェックリスト」でチェックしてみましょう。
虫歯チェックリスト
- 毎食後、歯みがきをしない
- 歯みがきの時間が短い(3分以内)
- お菓子など、甘いものが好き
- ご両親に虫歯が多い
- 最近「歯が痛い」と言うようになった
1つでも該当するようなら虫歯の危険性あり!
「歯が痛い」というのは明らかに虫歯の症状ですが、「甘いものが好き」「ご両親に虫歯が多い」といったことでも、虫歯の危険性があります。検査のためにも、一度ご来院いただければと思います。
小さなお子様がいらっしゃるお母様へ
小さなお子様の「乳歯」は、大人の永久歯に比べて歯質が弱く(やわらかく)、虫歯への抵抗力があまりありません。そのため幼少期は、大人以上に歯のケアに気を配る必要があります。以下では、お子様の歯を守る4つのポイントをご紹介します。
食事・おやつの時間を決める | 食べ物に含まれる糖分は、虫歯菌の大好物です。糖分をもとにして歯を溶かす酸がつくられるため、食事中や食べかすが残った状態は虫歯になりやすい環境。そのため、食事やおやつをだらだら食べることは、虫歯のリスクを増やすことになります。時間を決めて食べるようにしましょう。 |
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おやつの種類に気をつける | お子様の大好きなチョコレートやキャラメルなどには糖分がたくさん含まれています。これらは歯にくっつきやすい特徴もあるため、虫歯のリスクを高めてしまいます。こうしたおやつは回数を減らして、歯にやさしい「キシリトール」入りのガムにしたり、穀物をおやつに取り入れたりするといいでしょう。 |
適切な歯みがきをする | 食事やおやつのあとは、お口の中に食べかすを残さないようにすることが大切です。そのために重要なのが適切な歯みがき。「食べたら歯みがき」の習慣を覚えされるとともに、お母様やお父様による仕上げみがきを忘れずにやってあげるようにしましょう。 |
定期的に歯医者さんへ行く | 虫歯のリスクは、乳歯が生え始めた瞬間から常につきまといます。ですから、歯が生えたらまず歯科医院へ行って、正しいケア方法を先生に聞いてみるといいでしょう。また、その後も定期検診で歯の状態をチェックして、虫歯の早期発見・早期治療を心がけましょう。 |
ありませんか?こんなクセ
気が付くとお子様がやっているクセ。……ほうっておくと、咬み合わせや歯並びに悪影響を与えてしまうかもしれません。以下のようなクセがある場合は要注意。もし、当てはまるクセがあった場合は、当院までご相談ください。しっかり直して正しい咬み合わせ・歯並びになるようアドバイスいたします。
お子様のクセチェックリスト
- 指しゃぶり
- 頬杖
- 口呼吸
- 爪や唇を咬む
- うつぶせ寝
- 歯ぎしり・咬みしめ
- 咀しゃく不足(丸飲み)
- 片方の歯ばかりで咬む
- 舌癖(前歯の裏を舌で押す、飲み込むときに舌を出すなど)